シンポジウム『生命科学と計算化学』

現在、計算化学を主体とした大きなプロジェクトが数多く走っている。シンポジウム『生命科学と計算化学』では、 それらの中からいくつかのプロジェクトの先生方に御講演を依頼させていただき、ソフト・ハード・概念・人材養成の さまざまな面から、生命科学の分野への計算化学の最先端の取り組みについて持論を展開していただく。いろいろな プロジェクトの目的や概念を一つのシンポジウムの中でまとめて発表していただくことによって、この分野の 「過去・現在」を見極め、「未来」を考える。より多くの研究者がこの分野に入るきっかけとなるようなシンポジウム にしたい。(担当:相田美砂子)


日時:9月30日(木) 9:00〜11:55, 13:00〜15:00

会場:E会場

講演時間 発表者 (所属) タイトル
(座長:相田 美砂子(広島大院理))
4E01 9:00〜9:20 相田 美砂子 (広島大院理) 「生命科学への計算化学からの取り組み」
4E02 9:20〜9:50 郷 信広 (原研CCSE) 「ポストゲノム時代の計算生命科学」
4E03 9:50〜10:15 佐藤 文俊 (東大生研) 「タンパク質のための密度汎関数法プログラムProteinDFシステムの開発」
(座長:松原 世明(広島大QuLiS))
4E04 10:15〜10:40 中野 達也 (国立衛研) 「非経験的フラグメント分子軌道法に基づいたタンパク質−化学物質相互作用解析システムBioStationの開発」
4E05 10:40〜11:05 関野 秀男 (豊橋技科大) 「生体高分子量子シミュレーションツールの開発」
4E06 11:05〜11:30 長谷川 淳也 (京大院工) 「量子生物学へのSAC-CI法によるアプローチ」
4E07 11:30〜11:55 長岡 正隆 (名大院情報科学) 「タンパク質機能の理解に向けた計算化学的アプローチ」

(座長:吉田 弘(広島大院理))
4E08 13:00〜13:30 平尾 公彦 (東大院工) 「理論化学の大規模分子系への展開」
4E09 13:30〜14:00 平田 文男 (分子研) 「グリッド環境における計算ナノ科学の方法論」
4E10 14:00〜14:30 長嶋 雲兵 (産総研グリッド) 「グリッド計算環境における生体分子の分子軌道計算」
(座長:相田 美砂子(広島大院理))
4E11 14:30〜15:00 多田 幸雄 (大鵬薬品(株)) 「創薬のための計算化学利用における課題」