93030563.658

異方性流体(液晶)中の分子の構造


北大院理

○竹内浩



Abstract


液晶は流動性のある凝縮系流体であるが,分子の配向に関して秩序性を持っている。この異方性のために,液晶中の溶質分子の構造をNMRにより精度良く決定することができる。しかし,スピン数が増えるとスペクトルが複雑になり,解析が困難になる。最近,我々はこの点を克服する自動解析法を開発した。これにより,液晶分子のコアのモデル化合物などの構造を決定し,気相や結晶中の構造と比較検討した。

NMR spectroscopy using liquid crystals as anisotropic solvents is a powerful method for investigating molecular structure. Recently we have proposed a new method for automatic analysis of complicated NMR spectra. The results obtained by the method are compared with the data in the gas and crystal phases.