オクタシアノ金属錯体における光磁性体の設計
東大先端研
○橋本和仁
Abstract
光で物質の磁気的性質を制御するための方法論の一つに、スピン状態の異なる二つの電子状態が双安定性を示す物質において、その電子状態間を光で遷移させる方法がある.このような性質いを持つ物質は光磁性体と呼ばれている.本講演では、シアノ基が八配位したタングステン(IV)とコバルト(III)の混合原子価錯体において、コバルトの配位子場を制御することにより光磁性体を設計した例を示し、その光磁気特性を紹介する.
One of the methods to obtain a photomagnet, magnetic properties of which can be controlled by light, is to design a bistable compound with different spin states. One example will be shown by controlling the ligand field of Co(III) connected with octacyano W(IV).