最適化制御によるフェムト秒光パルスの波形成形(2)
東工大資源研・法政大情
溝口隆一,恩田健,狩野覚,○和田昭英
Abstract
フェムト秒光パルス波形探索システムを用いて、液晶ピクセルの間引きを行うことで、SH光強度を低下させることなく収束時間を短縮できることを見出した。この方法はすべてのピクセルに操作を施す代わりに、各アレイごとに一定間隔で選び出したピクセルに対して操作を施す。本研究では、間引き操作を取り入れた最適化制御の長所と短所について考察した。更に、最適化手法による様々な波形の発生について検討を行った。
It was found that thinning out method is effective for the optimization of pulse shaping using a spacial light modulator. We will report on the details of the method and discuss on the limit of this method on the basis of the results of pulse compression of streched femtosecond pulses.