93026225.895

レーザープラズマを発生源とした赤外短パルス光の測定およびプラズマ発光による時間分解FT−IRの試作


横国院工大

○津野瀬暁秀,村井芸典,關金一,八木幹雄



Abstract


レーザープラズマより生じる短パルス赤外光を利用した時間分解FT-IRの試作を行なった。プラズマはパルス幅8nS、300mJ/pulseのYAGの3倍高調波により発生させた。光密度は約3kJ/cm2で、発生赤外光は時間パルス幅が500nS、検出されている範囲で4-15ミクロンの波長に分布している。プラズマ媒質により強度、発光特性が異なることが見出されており、FT-IRでの応用についても報告する。

Time-resolvedFT-IRusingofaninfraredshort-pulselightproducedbylaserplasmahasbeendeveloped THGpulseofaYAGlaser(300mJ/pulse)isperformedtopreparetheinfraredpulse,whichhas500nSpulsewidthandtheemissionbetween4-15micrometer TheapplicationforFT-IRwillbediscussed