Theoretical Study on the Electronic Structure of Pd Monolayer on Au Electrode
東大院工
○宮腰穂,大脇創,山下晃一
Abstract
薄膜被覆金属電極の単体金属電極に対する性質の差およびその新しい機能性を量子化学的観点から研究した。具体的には、Pd薄膜に覆われたAu(111)電極表面およびPd(111)電極表面をクラスターモデルおよびスラブモデルを用いて表現し、表面と吸着子COとの相互作用を密度汎関数法に基づいて検討した。また、表面原子間距離と下層原子の違いのどちらが性質の差をもたらしているのかを検討する。
We have studied theoretically the electronic structure of a Pd monolayer on Au(111) and Pd(111) electrode surfaces by the density functional calculation using both cluster models and slab models. We have adopted a CO molecule as an adsorbate.