92997852.405

SFGによる酸化物/PMMA界面の分子構造


産総研ナノテク部門

○宮前孝行,野副尚一



Abstract


赤外可視和周波発生法(SFG)を用いて、PMMA樹脂の表面と、その上に酸化物薄膜を堆積させたときの界面の分子構造の変化を観察した。PMMAのSFGでは、主鎖のCH2に由来するピークと側鎖のCH3に由来するピークがそれぞれ観測される。酸化シリコンを堆積させると、表面に存在した側鎖のピーク強度が弱くなる。当日は表面処理による効果とあわせ、PMMAの界面構造について議論していく。

The surface molecular structure of poly(methyl methacrylate) have been investigated by using infrared visible sum-frequency generation (SFG). We also investigated the molecular orientation of oxide/PMMA buried interface.